「iPhone 6s」の筐体は7000番台のアルミ合金を採用し、強度は2倍以上に

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先日、Unbox Therapyが、「iPhone 6s」のものとされる筐体は「iPhone 6」の筐体に比べ一部が肉厚になっている事が分かる映像を公開していましたが、今度は「iPhone 6s」と「iPhone 6」の筐体に採用されているアルミ合金の成分を蛍光X線分析装置を用いて調査した結果を公開しました。

「iPhone 6s」の筐体は7000番台のアルミ合金を採用し、強度は2倍以上に

「iPhone 6」シリーズの筐体には、アルミニウム、マグネシウム、ケイ素を主とした6000番台のアルミ合金が採用されていますが、「iPhone 6s」ものとされる筐体は、亜鉛の数値が高くなっており、より強度が高く、「Apple Watch Sport」の筐体にも採用されている7000番台のアルミ合金である可能性が高い事が分かりました。

また、7000番台のアルミ合金は強度は高いものの耐食性が悪く、陽極酸化性も劣るとされていますが、「iPhone 6s」の筐体はそれに対処する為か、陽極酸化処理のコーティングがより厚くなっており、陽極酸化処理のプロセスが改善されているものとみられています。

公開された映像の最後には曲げ強度のテストも行われており、「iPhone 6」の筐体は約30ポンドの圧力で曲がり始めるものの、「iPhone 6s」の筐体は約80ポンドまで持ちこたえられるようになっており、より強度が増している事が分かります。

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