「iPhone」が影響?! 中国のChina Mobileが3G市場で苦戦中

中国最大の携帯電話キャリアであるChina Mobileは、以前からAppleと「iPhone」の販売に向け交渉中と報じられているものの、依然として販売に至っていないのが現状ですが、M.I.C Gadgetによると、そのChina Monileが3G市場シェアの減少に苦しんでおり、その原因の一つに「iPhone」を販売しない事が影響しているものとみられているようです。


Evercore PartnersのアナリストであるRob Cihra氏の調査結果によると、China Mobileの2012年の3G市場シェアは前年比7%ダウンの37%だったそうで、ライバルであるChina TelecomとChina Unicomの2社合計の3G市場シェアは前年比7%アップの63%だったそうです。

China UnicomとChina Telecomは海外でも数多く使われている3G通信方式の「WCDMA」と「CDMA2000」をそれぞれ採用している事から携帯電話メーカーは海外モデルをそのまま中国に投入する事が出来るのに対し、China Mobileは中国独自の3G通信方式の「TD-SCDMA」を採用している為、メーカーは新たに「TD-SCDMA」に対応した端末を投入する必要があるのですが、Apple以外の海外メーカーは既にTD-SCDMAに対応した端末を多く投入しており、TD-SCDMA対応端末の少なさがChina Mobileの3G市場シェア減少の要因ではないと思われ、「iPhone」を提供していないことも少なからず影響しているのかもしれません。

なお、China Mobileが「iPhone」を扱わない理由は、通信方式などの技術的な問題以外にビジネスモデルにも問題がある事が明らかになっています。

【関連エントリ】
 ・China MobileのLi Yue社長、「iPhone」を販売しない理由を明らかに
 ・China Mobile、「iPhone」をめぐりAppleと活発に協議中

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