NTTドコモの山田社長、「iPhone」や「Windows Phone」について語る

cdma iphone.jpg昨日、NTTドコモの山田隆持社長が日本経済新聞のインタビューに応じ、Appleの「iPhone」について同社との交渉を継続していることを明らかにした事をお伝えしましたが、ケータイWatchが山田社長へのインタビュー記事を公開しており、その中で「iPhone」や「Windows Phone」についての山田社長の意見が掲載されています。
まず「iPhone」についての考えは下記の通り。

株主総会でiPhoneについて、辻村副社長から「発売はない」との発言がありました。一方、海外では、SIMロックフリー版が登場するなど、特定キャリアだけの商品ではなくなってきてるようです。
 あの質問に私が答えていたら「あきらめたわけではない」と、また同じような回答になったでしょう(笑)。しかし、3年前の「あきらめたわけではない」と現在の「あきらめたわけではない」というのは、環境がずいぶん異なります。当時は、iPhoneしかないのでぜひ、といった背景があった。しかし、現在はiOSとAndroidがあり、Androidはカスタマイズできて、おサイフケータイやワンセグ、spモードに対応できました。
 もし、仮に我々がiPhoneを入れたら、ラインナップの1つになります。有用ですので、歓迎したい製品です。ただ、何を相手に渡し、何をラインナップに加えるのか、というところで折り合いがつかない。また、ユーザーの皆さんにお伝えしたいのは、iPhoneがもしドコモのラインナップに入れると、普通のお客様は「iPhoneにspモードを」「iPhoneをおサイフケータイにして」という要望を出されると思いますが、「それは残念ながらできません」と答えざるを得ません。しかしiPhoneは魅力的ですので、ラインナップに加えるのはやぶさかではありません。
 またiPhoneもAndroidとの競争において数で押される傾向にあります。これはアプリ開発者からすると、どちらの市場を優先するか、と考えることになるでしょう。アップルさんも米国でAT&Tだけではなく、ベライゾンに供給し、SIMロックフリー版も提供しています。そうしないとグーグルに対抗できないと。ですから日本でもSIMロックフリー版iPhoneが登場しないとも限らない。そうすると当然我々も……。

次に、Microsoftの「Windows Phone」については下記の通り。

――マイクロソフトがWindows Phoneの開発を進めています。
 ちょっと遅れましたね。その遅れを取り戻そうとしているところでしょう。現時点で日本市場では魅力がない、という形でしょうが、今後(マイクロソフトが)バックアップされるのでしょう。
――この秋冬にドコモのラインナップに加わるのでしょうか?
 ないと思いますよ……いや、わかりません、開発部隊に聞かないと(笑)。

なお、上記以外の詳細やスマートフォンなどNTTドコモの今後の取り組みについて語られていますので、詳細は引用元のケータイWatchへどうぞ。
最後のWindows Phone端末の投入時期に関する質問に対する返答を見る限りあまり社内の事が分かっていないようですし、iPhoneについてもドコモからAppleに対し”投入したい”と交渉しているのではなく、現状はあくまでAppleからSIMロックフリー版iPhoneの登場を待っているような感じにも取れるので、iPhoneもあまり期待しない方が良いかもしれませんね…。
【引用元】
 ・ケータイWatch
【関連エントリ】
 ・NTTドコモ、「iPhone」の発売に向けAppleとの交渉は継続中

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